こんにちは。
医療法人社団愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科助手.受付.管理栄養士の冨田です。
ここのところ、雨が降ることも多いですが、晴れると夏のように暑いですね?
まだ体が暑さに慣れていないので、熱中症には十分に注意したいものです。
ところで、皆さんは自分が嫌いで食べられなかったものが、急に食べられるようになったという経験はありませんか?
私が子どもの頃は、給食は好き嫌いしてはいけない、絶対に残してはいけないと強く言われていた時代で、苦手なものは鼻をつまんで食べたり、牛乳と一緒に流し込んだり…と辛かった思い出として残っています。
でも、我が子たちは、そこまで強く言われることはなく、頑張って一口食べてみのうね、とか、食べられるだけ頑張ってみようね、とか言ってもらえるそうです。
昔と比べて、今は甘やかされている?
いえいえ、とても理にかなった教育のようです。
嫌いなものが急に食べられるようになる理由の多くは、味蕾(みらい)が変わるからだそうです。味蕾とは、舌や軟口蓋にある食べ物の味を感じる小さな器官で、自分の目では確認することは出来ません。
味蕾は数週間ごとに、時にはもっと早い頻度で消滅して、再生しています。
基本的には、舌が熱くなったり、擦られたりする度に多くの味蕾が消滅しています。
幸いなことに、味蕾の再生は早く、もし、舌を火傷した場合、これまでコーヒーをミルク入りでしか飲めなかった人が数日でブラックでも飲めるようになる、なんてこともあるそうです。
なので、味が嫌いと思っていたものが、味蕾が変わって食べられるようになることがあるので、今は食べることがとっても苦痛でも、いつかは普通に食べられる時が来るかもしれないのです。
ですから、その食べ物の味が嫌いなら、時が解決してくれる可能性があるのに、強い苦痛体験として記憶に残してしまうと、克服が難しくなってしまうようです。
いろいろな物を美味しく食べるのは、今も昔も、心にも身体にも栄養となります。
心身ともに健康でいるためにも、しっかり噛んで、食事を楽しみたいですね。
ずっとしっかり噛めるように、悪いところが有れば、早めに治療をし、歯みがきなどのお手入れ、続けていきましょう‼️
好き嫌いは変わる❗️