こんにちは歯科技工士の宮林です。
風が強かったり、突然雨が降ったりと天気が安定しませんが、世間ではGWに入り、各地で賑わっている様子がニュースでながれています。コロナ禍の明るい話題はいいですね。
先日テレビで命を守るという「脂肪と筋肉」の最新情報番組を見ました。
脂肪はそれだけで、体の形がわかるほどの皮下脂肪と、そして骨の中にある骨髄脂肪、腸などの周りには内臓脂肪がついていて、体重の3割にあたり、また人体には400種類もの筋肉があり、体重の4割近くを占めているようです。
脂肪を顕微鏡で視てみると、たくさんの丸い玉のようなものが見えます、脂肪細胞です。大きさは0.1㎜で核もあります。内部は油滴と呼ばれてるアブラを貯める大きな袋で占められています。ここに食事で取った、糖分やアブラをエネルギー源として蓄えられるそうです。また、体内にどのくらいエネルギーがあるかを伝えるために、脂肪はレプチンというメッセージ物質(100万分の1㎜の小さな粒)を使っているそうです。つまり、脂肪は「エネルギーは十分だよ」とか「全然足りないよ」とか、伝えているようです。
筋肉が出すメッセージは、がんの増殖を抑えたり、記憶力をアップさせたりするという意外な働きが注目されているようです。
これまでの医学の常識では、脳が体全体の司令塔となり、他の臓器に指示を出していると考えられてきていましたので、すごい発見だと思いました。
研究が進むにつれて、体のさまざまな臓器がメッセージ物質を出し、互いにに会話をしているようです。臓器とさえ思われていなかった脂肪や筋肉もメッセージ物質を発して、司令塔であるはずの脳を逆に操っていることが明らかになったようです。
人間の体、まだまだ未知の世界ですね。
メジャーリーグの大谷翔平選手も、自己管理にジムに通う話がよくでています。まつばら歯科にもパーソナルジム「BEYOND」が併設されています。よろしかったら、いらしてみてください。