医療法人社団 愛正会 新秋津秋津駅前 まつばら歯科 歯科衛生士の橘です。
先日、テレビを視ていたら、「歯ぎしりを改善する夢の食材」ということで「スーパー大麦」を紹介していました。
歯ぎしり(ブラキシズム)は、睡眠中に無意識に歯を強く噛み締めてしまったり、歯を擦り合わせることです。
原因はさまざまですが、歯の噛み合わせや、ストレス、不安などが原因としてあげられます。
歯ぎしりをおこなうことで、歯の噛み合う面がすり減り、歯肉に負担をかけ、知覚過敏を進行させてしまったり、顎関節症のリスクを高めたり、頭痛や肩こりの原因になったりと悪影響があります。
まつばら歯科でも、歯ぎしり、くいしばり対策として、マウスピースを作製したり、ボツリヌス治療を行っております。ボツリヌス治療とは、ボツリヌストキシンとよばれる複合毒素から毒素を取り除いて抽出されたたんぱく質の一種です。筋肉を弛緩させる作用かわあるため、歯ぎしりやくいしばりに有効な治療法です。
そして、食材で歯ぎしりが軽減されたらとても嬉しいですね!
スーパー大麦には多量の食物繊維が含まれていて歯ぎしりをしない人はする人に比べて平均して3g程度多い食物繊維を摂取していることが判明しており、歯ぎしりをする人が食物繊維を多く摂取することで、歯ぎしりの改善がみられる可能性があるということでした。
まだ研究中とのことでしたが、食物繊維をとることで、腸内の善玉菌が増加し腸内環境が改善し、善玉菌が産生する物質やホルモンが脳に働きかけることで睡眠の質が向上し、歯ぎしりも改善される可能性があると予想しているそうです!
私も早速、「スーパー大麦」試してみようと思います!