こんにちは歯科技工士の宮林です。
今年最後の投稿です。日に日に寒くなりました。18日やけに車が渋滞、こんな所でなぜ?、ガソリンスタンドに入るために並んでいるんだぁ。思い出しました。19日から補助金減額によるガソリン代値上げです。私もつい並んでしまいました。13リットルしか入りませんでしたが、一応納得です。
今年割りと多くの患者様がホワイトニングをされておりました。
昔、オフィスホワイトニングの「白さ」に問題というほどではありませんが、気になることがありました。多少濁ったような白さに見えたのです。
歯というのはもともと光を反射し輝くような光沢があります。これはエナメル質が結晶化されたアパタイトでできているからです。そこに唾液で濡れ、光沢を高めています。
オフィスホワイトニングで使用する高濃度の漂白剤は、表面に微妙な凹凸を作り、歯の表面がすりガラス状になって乱反射して白くみえたのでした。
もともと欧米人は歯が白く、その状態でもあまり気にならなかったようですが、日本人の場合は少し黄味がかったクリーム色なので、白くなった歯が多少人工的に見えたので、敬遠する人もいたようです。
でも、最近はオフィスホワイトニングでも透明感のある自然な白さにできる技術が進んできました。
まずは歯科医師と相談の上、長期のスパンで考え、計画的にホワイトニングを進めてください。来年は鏡を見る回数が多くなることを楽しみになりますよう願っております。