こんばんは、歯科助手兼受付の鈴木です。
今回は、矯正中でも実践しやすい、おすすめの口腔ケアをまとめました。
歯列矯正中は、虫歯・歯肉炎・ホワイトスポット(白斑)ができやすいため、普段より丁寧な口腔ケアが大事です。
① 電動歯ブラシを活用する
ワイヤーやブラケット周りには汚れが残りやすいため、
音波式電動歯ブラシを使うと効率的に清掃できます。
ポイント
•「やわらかめ」のブラシ
•ブラケットの上下から45°で当てる
•強く押しつけすぎない
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② タフトブラシ(部分用)で細かい部分を仕上げ磨き
矯正中の必須アイテム。
ブラケットの上下・ワイヤーの裏・奥歯の隙間をピンポイントで磨けます。
使う場所
•ブラケットのキワ
•奥歯の溝
•歯間の細い部分
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③ 歯間ブラシ or フロス
● ワイヤー矯正の場合
•通常のフロスは通しにくいので
スーパーフロス(先端が硬くて通せるタイプ)がおすすめ。
● マウスピース矯正の場合
•毎回外せるので普通のフロスでOK。
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④ フッ素ジェル・フッ素コーティング
矯正中に最も起こりやすいのがホワイトスポット(白い斑点)。
予防にはフッ素濃度の高いジェル(1450ppm)が有効。
使い方
•歯磨き後に薄く塗布
•30分はうがい・飲食を控えるのが理想
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⑤ マウスウォッシュ
効果
•虫歯予防
•歯肉の炎症予防
•口臭対策
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⑥ 食後すぐのブラッシング or うがい
食べかすが最も残りやすいのが矯正中。
外出先では 携帯用歯ブラシ があると安心。
どうしても磨けないときは、水でしっかり口をゆすぐだけでも効果あり。
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⑦ 定期的なメンテナンス
1〜3か月ごとに歯科医院でクリーニングしてもらうと、
ブラケット周りや歯肉の炎症を防ぎ、矯正のトラブルも減ります。
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📌 目的別のおすすめ組み合わせ
● 虫歯予防を強化したい
•電動歯ブラシ
•タフトブラシ
•フッ素ジェル
● 歯肉炎が気になる
•歯間ブラシ
•やわらかめブラシ
•マウスウォッシュ
● ホワイトスポットを防ぎたい
•フッ素ジェル
•食後すぐのブラッシング
•定期クリーニング
矯正中は通常よりもケアに時間がかかりますが、矯正が終わった時のためにも、一緒に毎日コツコツ頑張りましょう🔆


