こんばんは、歯科衛生士の室田です。
先日、以前から気になっていた絵本
「天野ドクターの歯周病絵本 バイオフィルム公国物語」を借りたので
娘と一緒に読みました。
絵本と言っても挿絵も内容も大人向けの内容で、人間の口腔中の世界を一つの国に見立てて そこに住む細菌達を「擬人化」して 彼らの生活から それぞれの細菌の特徴や好み住処を分かりやすく描いています。
私達の口の中には、数千億の細菌が暮らしています。
それらは、種類ごとに歯の表面、歯肉の下、舌、頬の粘膜と住む場所が違います。
例えば 歯周病菌は、歯周ポケット内に「バイオフィルム」という細菌のかたまりで作った王国を作り生活しています。特徴としては、彼らは歯肉の下へ下へ街を築こうとします。街が大きくなると・・・ 私達の口の中はどうなるか 気になりますよね!
また、虫歯菌が作り出す国は白い巨岩の中にあります。つまり「歯」の中なのですが、どうして その場所が好きなのかや生活スタイルを分かりやすく教えてくれます。
彼らの生活スタイルや特徴が分かれば 私達は彼らを退治する手段が分かります。
皆さんもこの本を読んで歯磨きする時 自分の口の中にある「細菌の国」を思い描きながら歯ブラシするのも楽しいと思います。
新秋津・秋津駅前まつばら歯科で 皆様の口の中の「バイオフィルム公国」を排除する お手伝いをさせて下さい。
スタッフ一同心よりお待ちしております。