こんにちは!
医療法人社団愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士の五十嵐です。
イグノーベル賞
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる業績」に対して贈られるノーベル賞のパロディ版だそうですが、日本人の受賞者は今年で 14年連続だそうです。
受賞式はハーバード大学の記念館で。素敵ですね。
昨年2019年は、明海大学の渡部茂教授らが「5歳児の1日の唾液の量」を調べて化学賞を受賞しています。
考えさせられました(^^)
どうして5歳にしたのか
15歳なら どうなのか
75歳なら?
5歳は500ミリという結果だったそうですが、大人の方にお話するときには、唾液は1日に1L〜1.5Lとお伝えしますが、その方によるな、と感じる場面はたくさん見かけます。まず、噛んで食べる食べ物が少なくなっている気がします。噛むと刺激で唾液がでますから、噛まなければ出にくくなる。お薬を服用していると、副作用で出にくくなる。お話をするとお口が動いて唾液が出ますが、お話をしなければ出にくくなる…
という感じで、何よりお口を動かさないと いろいろ働かなくなり、本来もっている機能(唾液をだそう!)が衰えてきてしまう恐れがあります。唾液は天然のヒアルロン酸化粧水のように保湿力があり、抗菌作用などもあります。
例えばお話する機会がなければ、声を出して本などを読んだり、歌を歌ったり…家で歌はちょっと…という方は音楽をかけて聴きながら歌うのはいかがでしょう、
あ、それもちょっと抵抗がある方は、前ブログでスタッフが紹介した あいうべ体操を。
それもなかなか習慣化が難しい方は、一口の噛む回数を増やすのもオススメです。
皆さんによく噛みましょう!と言っている私ですが、実は食いしん坊で「食べるの早すぎる」とスタッフに注意されています。
ゆっくり噛まないことが多いので、小さめのスプーン、握りにくいお箸を使用して食べすぎ防止と噛む工夫をすることもあります。スプーンが小さくなっても1スプーンの噛む回数はあまり変わらないという研究結果があるそうですよ。つまり、食事中のトータル噛む回数は増えるということです。
よかったらお試しください(^^;