先日、シンタリングリキッドの研修のため巣鴨にあるATDジャパンという会社にお邪魔させていただきました。
ジルコニアセラミックというのは非常に硬い素材ですが加工の衝撃に対してはデリケートなのでジルコニアセラミックになる手前の状態の半焼結の状態で形成加工するのが一般的です。
また半焼結体の状態で加工したのちに完全に焼結させるまえに筆でシンタリングリキッドという著色液を塗布しジルコニアセラミックに着色を行うのですが今回はその研修に参加させていただきました。
感染対策済みのセミナールームで8名でしたが大阪、茨城、千葉と各地からのご参加で注目は高いのだなと感じました、すでに加工機をお持ちで同社のリキッドを使用しているが再確認のため受講しているという感じでした。
焼き上がりをみてみないと結果が分からないのはポーセレンと同じですがそれとくらべると
ハードルは低いのかなという印象でした。またこのテクニックを向上させるとのちの作業がかなり楽になるので是非マスターしておくべき技術だと思いました。
練習なのでかなり大胆に塗布しましたが意外と淡い表現になったので
このイメージのすり合わせとスタッフ内で決めごと作りの優先順位が高いのかなというのが
受講後の印象です。
他社のリキッドも触ってみて再評価もしてみたいと思います。