医療法人社団愛生会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
助手、受付、管理栄養士の大島です。
みなさん、こんにちは。9月になり、朝晩は少し過ごしやすくなってきましたね。ただ、日中はまだまだ暑さが残っているので体調管理には十分お気をつけください。
さて、皆さんは毎日鏡を見るたびに「なんだか顔が疲れてる…?」と感じることはありませんか?
特に忙しい毎日を送っている30代、40代の女性の皆さんの中には、気づかないうちに歯のトラブルが原因で、お顔の印象がくすんで見えたり、老けて見えたりしているかもしれません。
今回は、そんな忙しい皆さんに向けて、お口の健康がもたらす「見た目の変化」と、今日からすぐにできる「ながらケア」についてお話ししたいと思います。
◆その「お疲れ顔」の原因、もしかして「歯」かも?
私たちは毎日、会話をしたり、食事をしたりと、たくさんの表情筋を使っています。
でも、もし歯並びが悪かったり、噛み合わせがずれていたりすると、どうなるでしょうか?
・口角が下がって、不機嫌に見える
噛み合わせがずれると、口の周りの筋肉のバランスが崩れ、自然と口角が下がってしまいます。
笑っていても、どこか不自然な印象を与えてしまう原因に…。
・ほうれい線がくっきりして、老けて見える
奥歯がすり減っていたり、抜けたままになっていたりすると、頬を支える力が弱くなります。
すると、頬のたるみが加速し、ほうれい線がより目立ってしまうのです。
・歯の色がくすんで、顔全体が暗く見える
「歯は顔のキャンバス」と言われるほど、お顔全体の印象を左右する重要なパーツです。
コーヒーやワイン、カレーなど、色の濃いものをよく摂る方は、歯にステインがつきやすくなります。
歯が黄ばんでいると、お肌の透明感も失われ、顔色が悪く見えがちです。
◆忙しい毎日でもできる!「ながらケア」のススメ
「そんなこと言われても、歯医者に行く時間もないし、歯磨きに時間をかける余裕もない…」
そう思っている方もいるかもしれません。
でも、大丈夫です!
ここでは、いつもの生活にちょっとした工夫を加えるだけでできる「ながらケア」をいくつかご紹介します。
1. 職場でできる「ながら歯磨き」
お昼休みの後、職場で歯磨きをする方は多いと思います。
その際、歯磨き粉をつけすぎないのがポイント!
歯磨き粉をつけすぎると泡立ちすぎてしまい、短時間で磨き終えたつもりでも、汚れがきちんと落ちていないことがあります。
歯ブラシの毛先にほんの少しだけつけたり、または水だけで磨いてみたりするのも良いでしょう。
汚れをかき出すように、一本一本丁寧に磨くことを意識してみてください。
2. テレビを見ながら「ながらデンタルフロス」
デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れを落とすのに必須アイテムです。
でも、毎日の歯磨き後に行うのは、正直ちょっと面倒ですよね。
そこでおすすめなのが、「テレビを見ながら」や「お風呂に入りながら」のながらケア。
テレビのCM中や、ドラマを見ながらなど、ちょっとしたスキマ時間に行うだけで、歯ブラシだけでは落としきれない歯垢や食べかすを効率的に除去できます。
毎日続けることで、歯のくすみ予防や口臭予防にもつながります。
3. 歯みがきついでに「舌磨き」
舌の表面に付着する白い苔のようなもの、それは「舌苔(ぜったい)」と言って、口臭の主な原因の一つです。
舌苔は、舌の表面にある無数の突起の間に細菌や食べ物のカスなどが溜まってできるもの。
舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使って、鏡を見なくてもできる「ながら舌磨き」を習慣にしましょう。
力を入れすぎず、奥から手前に優しく数回なぞるだけでOKです。
口の中がスッキリして、気分もリフレッシュできますよ。
おわりに
私たちは毎日、自分のために頑張っています。
仕事、家事、子育て…たくさんの役割をこなしながら、自分のことはつい後回しになりがちです。
でも、お口の健康は、単に虫歯や歯周病を予防するだけでなく、皆さんが持つ本来の美しさを引き出し、自信を与えてくれるものです。
「お疲れ顔」を卒業して、イキイキと輝く毎日を過ごすために、まずは今日からできる「ながらケア」から始めてみませんか?
そして、もしご自身のお口のことで気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
私たちスタッフが、あなたの輝く毎日をサポートさせていただきます。
