こんにちは。
最近、某クレジットカード会社のポイントがどんどん貯まっていくのを毎日チェックすることがひとつのルーティンになっている歯科技工士、佐藤れいあです。
私の今年のテーマは「健康」なので、休みの日に健康なことをしようと企んで、思いつきました。
「そうだ、サイクリングしに行こう」
ということで、昭和記念公園へ向かいました。
ここ15年くらい徒歩と電車で生きてきたので、ひさびさに自転車を目の前にして、どうやって車輪のストッパーを外すのかさえ思い出せませんでした。
しかしサドルに腰をかけるとあら不思議、水を得た魚のようにサイクリングロードをすいすい風を切って走れるのでした。
途中、素敵な日本庭園があったのでまったりできました。
小さい頃に自転車練習して良かったです。
さてサイクリングに似ている言葉の響きで「テトラサイクリン歯」というものがあります。
ご存知でしょうか。
このように、黒や褐色味を帯びた色の歯です。自転車とは全く関係ありません。
これはテトラサイクリン系抗生剤の副作用の一つで、幼少期に本人が服用、または母親が妊娠中に服用したことでお腹の子に影響したこで、歯の内部から沈着してしまうのです。
外部の汚れではないので、歯ブラシはもちろんPMTC(歯科衛生士による機械的な洗浄)でも変りません。
では、どうするのか。
被せ物等で、見た目を改善します。
皆さんの中には「被せ物」というと単なる虫歯治療のためのもの、としか思われていない方もいるかもしれません。
しかし、「見た目」を改善するためにも被せ物が活躍します。
見た目の改善というと一見とても贅沢なことに思えるかもしれませんが、これも立派な歯科治療の目的の一つです。
例えば人と接する職業の方は、どうしても口元を見られる機会が多くなります。
第一印象が大事となれば、その人にとって1番大切な歯の問題は「見た目」になり得るのです。
今は息苦しいマスク生活ですが、そのマスクで口元を隠せることを利用して、歯の治療を進められる方もいらっしゃいます。
「マスクを外せる世の中になったとき、一番素敵な歯で笑う」という目標をもつのもいいかもしれませんね。