こんにちは歯科技工士の宮林です。
東北や西日本では大雨だそうですが、関東地方は地形にもよるのでしょうが、雨が少ないと思います。でも、明日は雨模様と予報がでています。災害の無い雨は大歓迎です。
私の家庭でもそうですが、子供には「食べた後は歯を磨きなさい」と、よく言っていました。何気なく言っておりましたが、「食事」イコール「歯を汚す」と、無意識にインプットされていましたが、実は間違いで、むしろ食事の後の方が、口の中がキレイなのです。それは食べ物が口の中に入り、咀嚼することで唾液が分泌され、口の中の細菌は食べ物と一緒に胃に送り込まれることになるからです。
食べかすは残りますが、口内細菌の数は減少することになります。
口の中をキレイに保つためには、この食べかすが歯にこびりつかない食べ物を選択することと、よく噛んで唾液の分泌を促す食べ物を選ぶことが大事になります。
柔らかい物ばかり食べていると、噛む力が低下していきます。噛みごたえのある食品は唾液の分泌を促すだけではなく、歯茎を刺激し、顎の筋肉が鍛えられ長持ちする健康な歯と引き締まった歯茎と口元を保ちます。
食べかすが残りにくい物として、食物繊維を多く含む食品、野菜やキノコ類は噛みながら、歯の表面の掃除をしてくれます。
☆歯を強化するために、「カルシウム」と「ビタミンD」
☆歯茎を鍛える、「タンパク質」「ビタミンC」「鉄、亜鉛」
☆唾液の分泌を高める、「酸味食品」梅干し、レモン
☆歯のエナメル質には、「ビタミンA」色の濃い緑葉食野菜
栄養バランスを考えて食事をしてくださいね。
これから夏本番です。熱中症にとスポーツドリンク。疲労回復や体力維持には有効ですが、口の中に糖分が残りますので、繰り返し飲むことで、糖分が歯にこびりつきますので、むし歯に繋がりかねません。
くれぐれも注意してください。