皆さんこんばんは、歯科助手の鈴木です。
治療中に、
「気づくと舌が動いてしまう」
「治療している場所を舌で触りたくなる」
「先生やスタッフから『舌を少し下げてくださいね』と言われる」
そんな経験はありませんか?
実は、診療中に舌が動いてしまうのは珍しいことではありません。今回はその理由と、治療をスムーズに受けるためのポイントをご紹介します。
舌はとても敏感な器官です
舌は、食べる・話す・飲み込むなど、日常生活で常に働いている器官です。また、口の中の変化を感じ取るセンサーのような役割も持っています。
そのため、歯科治療中に器具が入ったり、水が出たりすると、無意識に反応してしまうことがあります。
患者さん自身は「動かそう」と思っていなくても、体が自然に反応している場合がほとんどです。
治療している場所が気になる
人は口の中に普段と違う感覚があると、その場所を確認したくなります。
例えば、
・歯を削っている振動
・詰め物や被せ物を入れた後の違和感
・麻酔が効いている感覚
などがあると、無意識に舌で触って確認しようとします。
これは誰にでも起こる自然な反応です。
緊張や不安が原因になることも
歯科治療に対して不安や緊張を感じていると、体に力が入りやすくなります。
すると、
「ちゃんと口を開けなきゃ」
「動かないようにしなきゃ」
と意識するあまり、かえって舌が落ち着かなくなってしまうことがあります。
特に久しぶりの受診や治療が苦手な方によく見られます。
舌が動くとどんな影響があるの?
舌が少し動く程度であれば大きな問題にならないこともありますが、治療中に頻繁に動いてしまうと、
・治療する場所が見えにくくなる
・器具が当たりやすくなる
・治療時間が長くなる
・安全性が低下する
といった影響が出ることがあります。
歯科医師やスタッフは細かい作業を行っているため、できるだけ舌が安定している状態の方が安全かつスムーズに治療を進められます。
診療中にできる対策
1. 舌の置き場所を決める👅
おすすめは、上の前歯の少し後ろにある「スポット」と呼ばれる部分に軽く舌先を当てることです。
舌の位置が安定しやすく、余計な動きを減らすことができます。
2. 気になることは遠慮なく伝える💡
水がたまりやすい、苦しい、飲み込みたくなるなど、不快感がある場合は我慢する必要はありません。
歯科医院ではバキュームで吸引したり、休憩を入れたりしながら対応できます。
3. リラックスを意識する🌱
肩や首に力が入ると、口の周りの筋肉も緊張しやすくなります。
ゆっくり鼻で呼吸をしながら、椅子に体を預けるような気持ちでいると、自然と舌も落ち着きやすくなります。
診療中に舌が動いてしまうのは、決して珍しいことではありません。口の中の変化を確認しようとする自然な反応や、緊張による無意識の動きであることがほとんどです。
私たち歯科医院のスタッフも、そのような反応が起こることを理解しています。もし治療中に苦しさや不安を感じた場合は、遠慮せずにお知らせください。
患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、スタッフ一同サポートいたします。安全で快適な治療のために、一緒に頑張っていきましょう☀️

