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10月8日は山中伸弥先生のノーベル賞受賞決定日!未来の歯科医療と今できること

こんにちは!
新秋津・秋津駅前まつばら歯科 歯科助手兼受付 加賀谷です🦷

10月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね🍂
秋の味覚がおいしい季節になり、「食欲の秋」を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

ところで、10月8日が医学の歴史にとって特別な日だということをご存じですか?

2012年10月8日、京都大学の山中伸弥先生が、ジョン・ガードン博士とともにノーベル生理学・医学賞を受賞することが決定しました。

山中先生といえば、「iPS細胞」という言葉を思い浮かべる方も多いと思います。

今回は10月8日にちなんで、iPS細胞をきっかけに、少し未来の歯科医療について考えてみたいと思います。

山中伸弥先生が研究した「iPS細胞」

iPS細胞は、体のさまざまな細胞へ変化する能力を持つ細胞です。

山中先生らは2006年にマウスの細胞からiPS細胞を作ることに成功し、2007年にはヒトの細胞からiPS細胞を作ることにも成功しました。

この研究によって、再生医療や病気の治療法の研究など、医学の可能性が大きく広がりました。

「一度失われたものを、もう一度作ることができるかもしれない」

そう考えると、とても未来を感じる研究ですよね。

そして、この「再生」という考え方は、実は歯科とも無関係ではありません。

歯は「硬いもの」だけでできていません

私たちは普段、「歯」とひとまとめに考えています。

しかし、歯はさまざまな組織からできています。

歯の一番外側を覆っているのがエナメル質です。

エナメル質は人体の中でも特に硬い組織で、食べ物を噛んだときに歯を守る重要な役割があります。

その内側には象牙質があり、さらに中心部分には神経や血管が通っている**歯髄(しずい)**があります。

そして、歯そのものだけではなく、歯を支える歯ぐきや歯根膜、歯槽骨なども含めて、私たちの「噛む」という機能が成り立っています。

つまり、「歯を再生する」というのは、単純に白くて硬い歯を一つ作れば完成、という簡単な話ではありません。

歯を構成するさまざまな組織を、正しい位置や形で作り、さらに周囲の組織と調和させる必要があります。

そのため、歯の再生については現在もさまざまな研究が進められています。

「歯が再生する未来」はどこまで来ている?

再生医療の研究が進んでいると聞くと、

「将来は、抜けた歯が自然に生えてくるの?」

と期待したくなりますよね。

実際、歯科の研究分野でも、歯を作るための細胞や分子の働きなどについて研究が行われています。

また、失われた歯そのものだけではなく、歯周組織や骨など、歯を支える組織の再生を目指す研究もあります。

ただし、現時点では「歯を失ったらiPS細胞を使って新しい歯を簡単に作れる」という段階ではありません。

再生医療は、効果だけでなく安全性などについても慎重に研究を重ねる必要があります。

そのため現在の歯科医療では、虫歯や歯周病などによって歯を失った場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントなど、それぞれの状態に合わせた治療方法を検討します。

未来の医療に期待しながら、今ある治療方法を正しく知っておくことも大切ですね。

実は「歯の再生」に近いことは、私たちの体でも起こっています

ここで、もう少し身近な「再生」の話をしてみましょう。

私たちの歯は、虫歯になると表面が溶けてしまいます。

食事をすると、お口の中の細菌が糖を利用して酸を作り、その酸によって歯の表面からミネラルが溶け出すことがあります。

これを**脱灰(だっかい)**といいます。

しかし、歯は一方的に溶け続けているわけではありません。

唾液には、溶け出したミネラルを歯に戻す働きがあります。

これが再石灰化です。

つまり私たちのお口の中では、毎日のように「歯が溶けること」と「修復されること」が繰り返されています。

もちろん、穴が開いてしまった虫歯が唾液だけで元の状態に戻るわけではありません。

しかし、虫歯になる前の初期段階では、この再石灰化が歯を守るうえで重要な役割を果たしています。

ここは、日常生活にもつながる大切なポイントです。

歯を守るカギは「唾液」と「フッ素」

歯の再石灰化を助けるものとして、代表的なのがフッ素です。

フッ素には、歯の再石灰化を促したり、酸に対して歯を強くしたりする働きがあります。

現在、多くの歯磨き粉にフッ素が配合されています。

毎日の歯磨きでは、ただ「汚れを落とす」だけではなく、フッ素を上手に利用することも虫歯予防につながります。

また、唾液も大切です。

唾液には、食べ物を飲み込みやすくするだけではなく、お口の中を洗い流したり、酸を中和したり、歯の再石灰化を助けたりする働きがあります。

秋から冬にかけては空気が乾燥しやすくなります。

「最近、お口が乾きやすいな」と感じる方は、水分をこまめにとることや、よく噛んで食べることなども意識してみましょう。

秋の味覚を楽しみながら、お口もチェック

10月は食欲の秋。

栗やさつまいも、かぼちゃ、柿、梨など、おいしい食べ物がたくさんあります🍠🌰

旬の食材を楽しむことは、秋ならではの楽しみですよね。

ただし、甘いものを長時間だらだら食べ続けると、お口の中が酸性に傾く時間が長くなり、虫歯のリスクにつながります。

おやつを楽しむときは時間を決める、食後は歯磨きをするなど、食べ方を少し意識するだけでも違います。

また、硬いものや繊維質の多いものを食べるときには、しっかり噛むことも大切です。

「最近、片側ばかりで噛んでいる」

「以前より硬いものが食べにくくなった」

「食事中に歯がしみる」

といった変化がある場合には、お口の状態が変わっているサインかもしれません。

未来の歯科医療と、今の予防

iPS細胞をはじめとする再生医療の研究が進めば、将来の歯科医療も今とは大きく変わっていくかもしれません。

失われた組織を再生したり、これまで治療が難しかった病気に新しい治療法が生まれたりする可能性があります。

医学の進歩には、私たちも大きな期待を寄せています。

一方で、現在の私たちができることはとてもシンプルです。

「悪くなってから治療する」のではなく、悪くならないようにお口を守ること。

毎日の歯磨き、フロスや歯間ブラシ、バランスのよい食事、そして定期的な歯科検診。

こうした一つひとつの積み重ねが、将来のお口の健康につながります。

10月8日は、医学の未来を大きく変えるきっかけとなった研究に思いをはせながら、自分のお口についても考えてみる日にしてみてはいかがでしょうか?

「最近歯医者さんに行っていないな」という方も、

「特に痛いところはないけれど、今のお口の状態を確認したい」という方も大歓迎です😊

秋のおいしいものを、いつまでも自分の歯で楽しめるように。

この秋、ぜひ一度お口の健康をチェックしてみましょう🦷🍁

スタッフ一同、皆さまのご来院をお待ちしております。

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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