こんにちは。
医療法人社団愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科助手.受付.管理栄養士の冨田です。
ついこの前まで、初夏のような日が続いたと思ったら、ここ数日は肌寒い日が続いて、着る物だけではなく、お布団の衣替えにも悩んでしまう今日この頃です。
体調管理には、十分に気をつけたいですね。
とこで、酸蝕歯(さんしょくし)って聞いたことありますか?
虫歯ではないのに、飲食物の酸によって歯が溶ける症状なのですが、歯周病、虫歯に次ぐ第三の歯科疾患として、問題になっているそうです。
ある調査によると、約4人に1人が酸蝕歯になっているという結果が示されたとのことです。
酸蝕歯の主な原因は、飲食物などの酸に歯が長時間さらされること。そのため、酸性度の高い柑橘類、酢、炭酸飲料などの飲食物を頻繁に取る人は注意が必要です。
でも、柑橘類にはビタミンC、食物繊維、葉酸、カリウムといった抗酸化成分が含まれ、酢には酢酸やクエン酸をはじめアミノ酸なども含まれており、疲労回復や血流改善、食欲増進、美肌効果があるといわれ、是非取り入れたい食品でもあります。
そこで、酸蝕歯を予防しながら、これらの食品と上手に付き合う方法を調べてみました。
* 酸性度の高い飲食物を、口の中に長時間ためない
* 酸性度の高い飲食物を口にしたら水でうがいをする
* 酸性度の高い飲食物を口にする回数を減らす
* 唾液の分泌が少なくなるスポーツ後や就寝前は酸性度の高い飲食物を控える
これから春から夏に向かっていきますが、おいしく酸っぱいものを取り入れながら、大事な歯を酸蝕歯から守って、健康に過ごしたいですね。
酸蝕歯(さんしょくし)