「全然骨がなくて」骨の厚み1〜2ミリと大きな嚢胞|東村山のインプラント難症例に挑む【密着第⑩弾】
東村山でインプラント治療に取り組む歯医者、まつばら歯科の密着ドキュメンタリー「分岐点」第⑩弾。前回の第⑨弾では、大学病院でインプラント治療を断られた女性の患者様が、松原先生に治療を任せると決めるまでをお届けしました。今回はその続編、手術の前に行われた「CT診断」の場面です。
モニターに映し出されたのは、厚みわずか1〜2ミリの骨と、インプラントを入れる予定の場所のすぐそばに広がる大きな嚢胞(のうほう)。東村山・秋津でインプラントをご検討中の方、「骨が少ない」と言われて不安を感じている方に、ぜひご覧いただきたい回です。
密着スタッフが見た動画10の見どころ
・「松原先生にお任せして信じていますので、何も怖いことはないです」——手術を前にした患者様の、迷いのない言葉。
・CT画像を指しながら松原先生が語る「骨の厚みが1〜2ミリ」「全然骨がなくて」という厳しい現実。
・大きな嚢胞を割らないように持ち上げ、そのすき間に骨を作る——難易度の高い治療計画が明かされる瞬間です。
まずは動画をご覧ください|密着第⑩弾
密着ドキュメンタリー「分岐点」ストイックな情熱歯科医 松原幹朗 第10弾
動画のタイトルは「大学病院で治療を断られた女性の手術に密着」。約1分の映像の中で、患者様の決意から、CTによる診断、治療計画の説明、そして手術室へ向かう松原先生の後ろ姿までが描かれています。※動画内のお話は、この患者様の症例に基づくものです。治療の適応・経過には個人差があります。
「信じていますので」東村山でインプラントを任せると決めた患者様

「松原先生にお任せして信じていますので」——手術を前にした患者様の言葉
動画は、東村山のまつばら歯科の診療チェアに座った患者様の言葉から始まります。「長年の夢というか、インプラントにしたかったので、松原先生におまかせしようと思って決めました」。
この方は、約12年前に歯が割れて抜歯となり、部分入れ歯で過ごしてきました。7〜8年前に大学病院でインプラントを相談したものの、「難しい症例なので今のままでいいのでは」と言われ、一度は夢をあきらめかけた経験をお持ちです(くわしくは第⑨弾の記事でご紹介しています)。
手術を前にした今の気持ちを聞かれると、患者様は穏やかにこう答えます。「松原先生にお任せして信じていますので、何も怖いことはないです」。何年もの時間をかけてたどり着いたからこそ、その表情に迷いはありません。では、大学病院が「難しい」と判断した理由は、どこにあったのでしょうか。答えは、CT画像の中にありました。
骨の厚みは1〜2ミリ|東村山の歯医者がCTで見た「全然骨がなくて」

指でつまむように示したのが、残っている骨の厚み。わずか1〜2ミリです
「今回の患者様は、どういう方でしょうか?」。スタッフの問いかけに、松原先生はCT画像の一点を指でつまむようにして示しました。「ここの骨の厚みがもう1〜2ミリぐらいとか、全然骨がなくて」。
インプラントは、あごの骨に人工の歯根を埋め込み、骨と結合させて歯を支える治療です。そのため、インプラントをしっかり支えられるだけの骨の「高さ」と「厚み」が欠かせません。ところが歯を失ったままの期間が長くなると、その部分の骨は少しずつやせていきます(骨吸収)。入れ歯の期間が長かった方や、歯周病で骨が失われた方では、思っている以上に骨が減っていることも珍しくありません。
骨の量は、お口の中を見たり、平面のレントゲンを撮ったりするだけでは正確に分かりません。東村山のまつばら歯科では、CTで骨を立体的に撮影し、厚み・高さ・神経や血管の位置までを確かめてから治療計画を立てます。今回の「1〜2ミリ」という数字も、このCT診断によって初めて明らかになったものです。
骨ではなく「嚢胞状のもの」|インプラントの予定部位に見つかった大きな影

大きなモニターにCT画像を映し、治療の内容を一つずつ確認していきます
骨の薄さだけではありませんでした。画像の中に、丸く盛り上がった影が映っています。松原先生は続けます。「これは骨ではなくて、嚢胞状のもので、何が溜まっているか、ちょっと分からないんですけど」。
ナレーションが語るように、インプラントを入れる場所のすぐそばに、レントゲンでもはっきりと分かる大きな嚢胞があったのです。嚢胞とは、体の中にできる袋状のもので、内部に液体などが溜まっていることがあります。骨が薄いうえに、その上には嚢胞がある——。「どう治療をするのだろう?」。撮影スタッフも、思わず息をのんだ場面でした。
このように、東村山のまつばら歯科がインプラントの計画で重視しているのは、「骨がどれだけあるか」に加えて、「骨のまわりに何があるか」を見極めることです。嚢胞や神経、血管の位置を事前に把握しておくことが、安全な手術につながります。
嚢胞を割らずに持ち上げ、骨を作る|東村山のインプラント治療を支える土台づくり

「嚢胞を剥離しながら、割らないように上に上げていって」
松原先生が示した治療計画は、こうです。「この嚢胞を剥離しながら、割らないように上に上げていって、その間に骨を作るという処置をやっていきます」。手のひらで嚢胞を持ち上げるしぐさをしながら、松原先生は手順を一つずつ説明していきます。

「その間に骨を作る」——インプラントを入れる前に、まず土台となる骨を作ります(骨造成・GBR)
インプラントを入れる前に骨の不足を補う処置は、家を建てる前の「基礎工事」のようなものです。骨不足を補う方法には、ボーングラフト法(骨移植)、骨造成(GBR)、ソケットリフト法、サイナスリフト法の4つがあります。中でも骨造成(GBR)は、骨の厚みや幅が足りない場合に、インプラントを入れる前、または入れると同時に骨を作る方法です。どの方法を選ぶかは、骨の量や形、周囲の状態によって一人ひとり異なります。それぞれの方法は「骨が少ないと言われた方へ(インプラント治療を迷われている方へ)」のページでくわしくご紹介しています。
今回のポイントは、嚢胞を「避けながら」骨を作るという点です。ナレーションも「嚢胞を避けながら、なんと骨を作るのだという」と驚きを込めて伝えています。嚢胞を傷つけないように慎重に扱いながら、限られたすき間に骨を作る。CTで立体的に状態を把握し、手術の手順を事前に組み立てておくからこそ描ける治療計画です。東村山でインプラントをお考えの方にとっても、「骨が少ない=すぐにあきらめる」ではなく、まず正確に調べることの大切さが伝わる場面ではないでしょうか。
「できる先生は約1割」東村山でインプラントの難症例と向き合う

「こういうケースは多々されているのですか?」——スタッフの問いかけに答える松原先生
「こういうケースは多々されているのですか?」。スタッフの質問に、松原先生は落ち着いた口調で答えます。「何度もやっていますが、やっぱり難易度が上がるので」。

「できる先生が歯科医師の中で、統計的に約1割と言われているので」
そして、こう続けました。「できる先生が歯科医師の中で、統計的に約1割と言われているので」。骨が薄く、さらに嚢胞まである症例は、それだけ高度な診断力と外科の技術、そして経験が求められる治療だということです。何度も経験しているからといって決して油断せず、「難易度が上がる」と冷静に受け止める姿勢に、松原先生のストイックさが表れていました。
松原先生は、インプラント治療の経験を長年積み重ねてきた歯科医師です。その歩みは、シリーズの第⑦弾(ハードな勤務医時代)でもご紹介しています。骨の条件が厳しい方には、骨造成のほかに、少ない本数のインプラントで歯全体を支えるオールオン4や、頬の骨を支えにするザイゴマインプラントを検討できる場合もあります。ただし、どの方法が合うか、そもそも治療ができるかは、精密な検査のうえで一人ひとり判断するものです。
そして、手術室へ|次回、いよいよインプラント手術
動画の最後、手術着に身を包んだ松原先生が、静かに廊下を歩いていきます。ナレーションは短く告げます。「そして松原が手術室に向かった。手術が始まる」。
東村山のまつばら歯科に「長年の夢」を託した患者様と、厳しい条件を正面から受け止めて治療計画を描いた松原先生。大学病院で断られた日から続いてきた物語は、いよいよ手術の日を迎えます。どのような手術になったのか——続きは次回の密着でお届けします。
東村山でインプラントをご検討中の方へ|「骨が少ない」と言われたら
「骨が少ないのでインプラントは難しい」「入れ歯のままでいいのでは」。そう言われて、あきらめかけている方もいらっしゃるかもしれません。東村山・秋津のまつばら歯科では、CTによる精密な検査で骨の状態を確かめ、画像をお見せしながら、考えられる治療方法を一つずつご説明します。
検査の結果、インプラント以外の方法がその方にとって望ましいと判断することもあります。その場合も理由をきちんとお伝えし、入れ歯やブリッジなど、ほかの選択肢も含めて一緒に考えます。治療を無理にお勧めすることはありません。当院の診療ユニットは27台すべてが個室ですので、周りを気にせず、納得できるまでご質問いただけます。
インプラント治療・骨造成について大切なこと
・インプラント治療・骨造成は、保険が使えない自由診療です。費用の目安は料金表をご覧ください。
・外科手術のため、出血・腫れ・痛み、まれに神経の損傷や感染などのリスクがあります。
・骨造成を行う場合は、骨が十分に育つまで待つ期間が必要になり、治療期間が長くなることがあります。
・お口やお身体の状態によっては、治療ができない場合があります。
・治療後も長く使うためには、毎日のお手入れと定期的なメンテナンスが欠かせません。
まつばら歯科は、秋津駅・新秋津駅から徒歩1分。平日は夜まで、土日・祝日も診療しているため、お仕事帰りやお休みの日にもご相談いただけます。東村山でインプラントのご相談が初めての方は、インプラント治療のページと初めての方へのページもあわせてご覧ください。
動画10の見どころ|約1分で分かる難症例の診断
今回の動画は、東村山の歯医者で行うインプラント治療の「手術の前」に、どれだけの準備があるのかを知っていただける回です。次の流れを意識してご覧いただくと、一つひとつの言葉の重みがより伝わります。
1.「松原先生にお任せして信じていますので」——患者様の決意
2.「骨の厚みが1〜2ミリ」——CTが映した骨の現実
3.「嚢胞状のもの」——インプラントの予定部位のそばに見つかった大きな影
4.「割らないように上に上げて、その間に骨を作る」——治療計画の説明
5.「そして松原が手術室に向かった」——次回への序章
特に3から4への流れは、CT画像と松原先生の手の動きを合わせてご覧ください。言葉だけでは想像しにくい処置の内容が、指先の動きで分かりやすく伝わってきます。
密着ドキュメンタリー「分岐点」シリーズについて
このシリーズは、プロカメラマンが松原幹朗先生の診療に密着するドキュメンタリーです。手術を決断した患者様のその後(第⑤弾)、医学部志望だった少年時代(第⑥弾)、父の背中から学んだこと(第⑧弾)など、多角的に「まつばら歯科の日常」をお届けしています。ぜひ第①弾からご覧ください(第①弾の記事はこちら)。
YouTubeチャンネルの登録と、次回の記事もぜひお楽しみに。東村山でインプラントをご検討中の方は、YouTubeでこの動画もあわせてご覧ください。
「骨が少ない」と言われた方も、まずはご相談ください
東村山のまつばら歯科では、CTによる精密な検査とカウンセリングで、一人ひとりに合った治療方法をご提案します。秋津駅・新秋津駅から徒歩1分です。
医療法人社団愛正会 新秋津・秋津駅前まつばら歯科
✨チェア数東京No.1✨ 診療ユニット27台・全て「個室」
〒189-0001 東京都東村山市秋津町5-13-14 クリアティブプラザ1F・2F(アクセスはこちら)
診療項目 インプラント|矯正|審美歯科|歯周病|ホワイトニング|小児歯科(料金表)
診療時間午前午後月・水・金9:00〜13:3015:00〜19:00火・木・土・日・祝9:00〜13:3015:00〜21:00
※祝日も21時まで診療しております。
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「まつばら歯科」は、治療するだけでなく「その先にある」患者様の笑顔を大切にしています。
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皆様が気軽に来院しやすいようになるにはどうしたら良いのかを日々考え、努力しております。歯科の相談はまつばら歯科にお任せください。
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最終更新:2026年10月19日

