医療法人社団 愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士 松田です。
常時マスクを着用することが当たり前となったので、ふと自身の口臭が気になったり、口の中が乾いていることに気がつくことはありませんか?
もしかしたらそれは、口内環境の悪化や唾液の質と量(唾液力)が低下しているのかもしれません。
また、マスク時代における唾液力を上げるために、すぐにでも取り組めるのは『ガムを噛む』ことです。
★ガムを噛むと唾液が出てくる★
⚫︎唾液とは?
唾液腺で産生される分泌液です。
99%が水分、残りは100種類以上の無機質
や有機質の成分です。
⚫︎唾液の役割は?
消化・呼吸器官の入口である口腔の機能と
しての消化・潤滑・免疫作用ありますが、
う蝕予防の観点では、食渣(口腔(口の
中)内に残された食べ物などの残りカス)
などを洗い流す洗浄作用、pHを調整する緩
衝作用、エナメル質脱灰を修復する再石灰
化作用が重要です。
⚫︎唾液はどのように分泌する?
口腔および周囲(噛むほどに味がでる)、
脳(美味しい物を見ると口が潤う)からの
刺激(5感)が感覚神経から唾液分泌中枢
に伝わり、自律神経にて唾液の分泌が調節
されます。
🔴唾液の豊かなう蝕への防御作用を活用する
ため、唾液量の確保が重要です。
”食べる/咀嚼する/心が穏やか/美味しい
と感じる” により唾液分泌中枢からおもに
副交感神経刺激され、唾液が増量します。
さらに唾液腺や口腔周囲の〝マッサージ/
運動”は唾液を産生する血流確保や筋緊張を
緩和、唾液量増加を促します。
※まつばら歯科ではPOs-CaFのペパーミント・マスカット・ストロベリー味があります※
是非POs-CaF(ポスカ)を噛んで、お口の環境を良くしていきましょう。
日付: 2023年5月18日 カテゴリ:スタッフブログ