「Floss or Die」=「フロスをしますか?それとも死にますか?」
ちょっと、怖い表現ですね!
これは、1998年に、アメリカ歯周病学会が、発表したキャッチコピーです。アメリカでは、約100年くらい前からデンタルフロスの使用が推奨されていました。
「フロスをしないだけで、死ぬなんて!」なんて、思う方もいると思います。
デンタルフロスは、歯と歯の隙間に溜まった歯垢という細菌の塊を効果的に除去できる優れたケアアイテムです。
歯周病が全身疾患を引き起こす?
糖尿病、誤嚥性肺炎、心臓疾患、心筋梗塞、脳卒中など…歯周病はお口の中に悪影響を及ぼすだけでなく、このような命に関わる全身疾患を引き起こす原因にもなる病気です。
歯周病の予防は毎日の歯磨きの徹底です。歯ブラシだけではなく、デンタルフロスを取り入れた念入りなケアを日常的に行うことが大切です。
歯間部の汚れは歯ブラシだけでは60%程度しか取り除くことしかできませんが、歯ブラシとデンタルフロスの併用すると、80%の汚れを取り除けるという調査もあります。
歯周病は、気がつかないうちに進行してしまいます。歯ブラシとデンタルフロスでしっかりケアをして、お口の中も健康も守っていきましょうね?