こんにちは歯科技工士の宮林です。
朝はまだとても寒く感じますが、駐車場の車の窓が凍っていないのを見ると、例年より暖かいのかとも思います。でもこれから厳しくなるのかなぁ。
スーパーマーケットに行くと、商品パッケージの裏を見ると、必ず縦じまのバーコードがついているのがわかります。この縞模様の太さや羅列そして数字により、いろいろな情報が盛り込まれているのです。1949年、ドレクセル大学のバーナードとノーマンの大学院生がバーコードを発明し、1952年に特許を取得。1978年日本はEANの統一商品コードを採用しJANコードとして使用しています。
最近いろいろなところで、正方形をした、白黒模様の図形を見かけます。QRコードです。
Quick Response(クイック レスポンス)の略で、読み取り0.03秒だそうです。
もともと工場の生産管理の為に考案されたそうです。
開発は1992年に始まり、1994年8月8日がQRコードの命名日だそうです。
発明者はなんと日本人 原 昌宏さん(デンソーウェーブ主席技師)。
誕生がおもしろい、当時バブル崩壊して、バーコード事業もちょっと窮地に立たされたんで、
上司から「次の市場を創造するもの」を何か作れと言われて、いろいろ考えてコードを作ろうということで始まったそうです。
囲碁にヒントを見いだして、文字を画像化して余白と文字の白黒比率を調べ、その結果
1:1:3:1:1が極端に少ないことを発見したそうです。【角の3個の正方形】
数字なら 7089文字
英数なら 4296文字
記号・漢字なら 1817文字
情報ならバーコードの200倍
同じ情報なら10分の1の面積ですむそうです。
すごいですね。でも、もっと素晴らしいのは、特許は取得したが、誰でも使用できるようにしたことです。世界に広めたいという思いから普及しているんですね。
今では地下鉄の電車のドアにQRコード、電車の型番によりドアの数の違いを読み取り、
ホームに設置されたドアと連動させる。進化してますね。