医療法人社団愛生会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
助手、受付、管理栄養士の大島です。
みなさん、こんにちは!
そろそろ夏の暑さも落ち着いて欲しいなぁと思いますが、まだまだ暑い日は続きそうです。さて、みなさんは8月24日が何の日かご存知でしょうか?実は、日本で初めて歯ブラシが製造・販売されたことにちなんで、「歯ブラシの日」と定められているんです。
毎日使う歯ブラシですが、みなさんはどんな基準で選んでいますか?「硬さは普通」「なんとなく安いもの」と選んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は歯ブラシの日を機に、ご自身にぴったりの歯ブラシを見つけるヒントをお伝えします。
◆歯ブラシの選び方、見直してみませんか?
歯科医院で歯磨き指導を受けると、「歯ブラシのヘッドは小さめがいいですよ」「毛先は開いていませんか?」などとアドバイスをもらうことがありますよね。これは、一人ひとりの口の中の状況に合わせた歯ブラシを使うことが、効果的な歯磨きにつながるからです。
歯ブラシを選ぶ上で特に大切なポイントは、以下の3つです。
〇歯ブラシの「硬さ」
「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類が一般的です。
・「ふつう」:最も標準的な硬さで、多くの人に適しています。
・「やわらかめ」:歯茎に炎症がある方や、歯茎が下がって知覚過敏になっている方におすすめです。しかし、磨く力が強すぎると歯垢がしっかり落ちない場合もあります。
・「かため」:歯垢除去力は高いですが、歯茎を傷つけたり、歯の表面を削ってしまったりするリスクがあるため、あまり推奨されません。
〇歯ブラシの「ヘッドの大きさ」
一般的に、ヘッドが小さい歯ブラシがおすすめです。ヘッドが小さいと、口の奥まで届きやすく、歯の一本一本を丁寧に磨くことができます。特に、親知らずの周りや、歯並びが複雑な部分も磨きやすくなります。
〇歯ブラシの「毛先の種類」
最近は、さまざまな形の毛先の歯ブラシが販売されています。
・「山切りカット」:歯と歯の間や、歯並びがデコボコしている部分の汚れをかき出しやすいです。
・「極細毛」:歯周ポケット(歯と歯茎のすき間)に入り込みやすく、歯周病予防に効果的です。
ご自身の口の中の状態に合わせて、これらのポイントを意識して歯ブラシを選んでみましょう。
◆歯ブラシの交換時期、知っていますか?
歯ブラシを長く使い続けると、毛先が開いてきてしまいます。毛先が開くと歯に当たる面積が広がり、歯垢を効率よく落とすことができません。また、古くなった歯ブラシには細菌が繁殖していることもあります。
『歯ブラシの交換時期は、1ヶ月に1回が目安です』
毛先が少しでも開いてきたら、早めに交換するように心がけましょう。
◆当院では、患者様一人ひとりに合わせた歯ブラシをご提案しています
当院では、患者様の歯並びや歯茎の状態、お口の悩みなどを詳しくお伺いした上で、最適な歯ブラシをご提案しています。
「歯周ポケットの汚れを落としたい」「歯並びが悪くてうまく磨けない部分がある」など、お口の悩みは人それぞれです。市販の歯ブラシでどれを選べばいいか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
当院では、患者様一人ひとりに合った歯ブラシをいくつかご用意しており、その場で実際に見て触っていただくことも可能です。歯磨きの仕方と合わせて、最適な歯ブラシ選びのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
歯ブラシの日に、ご自身の歯磨き習慣と歯ブラシを見直して、健康な歯を一緒に守っていきましょう!

日付: 2025年8月24日 カテゴリ:スタッフブログ